(株)明治東京野球部は初回、3番澤田のタイムリーで幸先よく1点を先制。続く2回にもエンドランを絡めた上手い攻撃で1点を追加。2-0とリードを広げる。一方のレガーズは序盤度々ランナーを出すも4回まで無得点。試合が再び動いたのは5回、(株)明治東京野球部は1死1・2塁のチャンスを作ると7番小島がタイムリー2ベースを放ち、3点目を挙げる。なんとか追いつきたいレガーズはようやく5回に反撃する。3番横尾、4番秋山が連続ヒットで出塁し無死1・2塁のチャンスを作ると2死後、7番畑本が四球を選び2死満塁とする。ここで8番穴吹がベテランらしい合わせるバッティングでレフトへタイムリーヒットを放ち、1点を返す。さらに2点差を追う最終7回には7番畑本のタイムリーで1点差まで詰め寄りベンチも盛り上がったが後続が打ち取られ万事休す。(株)明治東京野球部が準決勝での歓喜のサヨナラ勝ちした勢いそのままに、エンジョイカップ3度目の出場で土曜大会本戦・初優勝を決めた。 |
○(株)明治東京野球部・福原監督 |
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「準決勝で4回を投げた吉岡に決勝も任せましたが、要所を締める投球をしてくれました。打線はもう少しつながれば試合が優位に運べたと思いますが、レガーズさんの守備も上手く、思った以上に得点できませんでした。しかし決勝でもエンドランを決めるなど、打撃陣は自分の役割をきちんとしてくれました。最後は接戦になりましたが、みんなの力で決めた優勝だと思います。これからも守備からリズムを作り、ワンチャンスを得点に結びつけられるチームを目指して頑張ります。また次回の大会でも良い結果が出せるように采配したいと思います」
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●レガーズ・穴吹監督 |
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「今日は4投手の継投で戦いましたが、みんな上出来なピッチングをしてくれました。打線は序盤に大西の捉えた打球がピッチャーライナーなど不運なところがありました。しかし5回には主軸がチャンスを作り、わたしに打席が回り綺麗なタイムリーが打てて良かったです。最終回には畑本もタイムリーを放ち、試合には負けましたが、うちらしい野球が決勝戦でもできたと思います。うちは20代から60代までと幅広い年齢層のチームですが、日頃からすごく仲が良いチームです。これからもこのメンバーで楽しい試合ができればと思います」 |