【 第41回ダブルトーナメント試合速報 2025年7月26号 】
<7月26日(土) 本戦 決勝戦> 1 2 3 4 5 6
 SAKURAベースボールクラブ千代田区  2 0 0 0 0 0 2 
JAさいかつ  (三郷市) 1 0 0 0 1 1× 3 
SAKURAベースボールクラブは初回、1番足立が四球で出塁すると続く2番平出、5番石田らのタイムリー2塁打による長打攻勢でいきなり2点を先制する。一方のJAさいかつは初回にノーヒットながら1死2、3塁のチャンスを作ると、内野ゴロの間に1点を返す。2回以降は両チームともチャンスを作るも、あと一本が出ずに試合は5回に進む。追いつきたいJAさいかつはこの回先頭の1番高遠が四球を選ぶと、2盗とパスボールで3塁まで進む。ここで俊足の高遠が相手のバッテリーミスの間にホームを陥れ、2対2の同点に追いつく。追いつかれ勝ち越したいSAKURAベースボールクラブだったが最終回となる6回は3者凡退に終わる。サヨナラ勝ちを狙うJAさいかつはその裏、1死から2塁へ得点圏にランナーを進めると、この好機に8番白幡が歓喜のサヨナラ打を放ち、熱戦に終止符。勝ったJAさいかつは散発の3安打ながら、全員野球でエンジョイカップ初優勝を飾った。
○JAさいかつ・矢野監督
初回のSAKURAベースボールクラブさんの攻撃は見事でしたね。2本の長打で2点を奪われ、主導権を奪われる形になりましたが、選手には焦らずにじっくりと行こうと言いました。うちは打線には自信がありましたが、中盤までヒットが出ないなどかなり苦しい展開でした。そんな中でも5回には高遠が相手のバッテリーミスの間に同点のホームを踏んでくれたのが大きかったと思います。最後は白幡のサヨナラ打で決着がつきましたが、最後まで劣勢の試合展開でした。うちは若い選手が多く、経験を積む意味でも労した優勝には価値があると思います。今日の優勝はみんなの最後まで諦めないという気持ちが前面に出た結果です。エンジョイカップは初参戦でしたが、最後まで楽しくプレーができました」
●SAKURAベースボールクラブ・川島監督
「初回に2点を先制して、その後のチャンスでも追加点が奪えていれば、勝てたかもしれませんね(苦笑い) 。エースの平出が安定した投球で相手の強力打線を抑えていただけに、打線がなんとかしたかったです。今日の試合は負けて準優勝という結果でしたが、みんなが最後まで楽しんでプレーをしていたので、結果としては満足しています。うちはチームを発足してまだ日が浅いのですが、これからは練習や練習試合などをたくさん行い、このような大会でまた一戦でも多く勝てるチームにしたいと思います。対戦したJAさいかつさんは礼儀正しく、とても良いチームでした。機会があればぜひ再戦して、また今日のような緊張感のある試合がしたいと思います」