| 試合が動いたのは3回。エスアイジャイアンツは佐々木のセンターオーバーの2塁打で1点を先制。追う東京CBBCはその裏、4番・高屋の2点タイムリーヒットですぐさま逆転に成功する。さらに4回には1番下川、5回には代打に起用された江波がタイムリーを放つなど徐々に加点し5−1とリードを広げる。追いつきたいエスアイジャイアンツは最終回、連続安打などで2死満塁のチャンスを作る。ここで迎えた3番・井上の打球はライトへ痛烈なライナー。しかしこの当たりがライト正面に飛び万事休す。本戦トーナメントでの初戦敗退を喫することとなった。一方の東京CBBCは過去に準優勝を経験するなど後一歩のところで栄光を逃している。今大会は投打に充実しており本戦優勝も十分射程圏内だ。 |
| ○東京CBBC・米崎主将 |
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「今日の試合は4番・高屋のタイムリーヒットなど、みんなが自分の役割を果たしてくれたと思います。相手のミスなどからチャンスを作り、タイムリーで得点が奪えるなど理想的な攻撃が出来たと思います。守っては先発の脇田とリリーフの平石は暑い中でも良く投げてくれました。最小失点に抑えてくれたのが大きかったですね。うちは過去に本戦準優勝で終わっていますが、今回の大会ではぜひ頂点に立てるように、一戦一戦大事に戦います」
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| ●エスアイジャイアンツ・篠原監督 |
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「先取点を奪ったところまでは良かったのですが、その後は守備が乱れ、タイムリーを打たれるなど課題が残る試合でした。打線もつながるように組みましたが、なかなか難しいですね。最終回は期待の持てる井上まで打席が回り、なんとかしたかったのですが、悔しい結果になりました。今日の試合は負けましたが、気持ちを切り替えて敗者復活戦では勝利出来るように頑張ります。」 |